私は今アラフィフ。私が幼少のころ習っていたのは、大手の音楽教室。そこでは、何度も先生が交代になりました。そして、その大手音楽教室がなくなるということで、個人の先生へ習いにいくようになり、やっと落ち着いたと思ったら、その先生も高校生になるころにご結婚されていなくなってしましました。
このように何度も先生が変わり、また子どもがピアノを習うようになり、感じたことをまとめてみたいと思います。
目次
ご自身がピアノをしたことがない方の先生の選び方
行きやすいところへ
ご自身がピアノ経験者でない場合は、「行きやすい」ところへということがキーワードになろうかと思います。例えば、近所だから、知り合いだから、などいろいろです。ご自身が子どもと楽しめそうな先生のところへ行かれるのがよいかと思います。
子どもの様子を観察すること
家でピアノの練習しないということは、あまり重視されなくてもよいと思います。ご自身がピアノ経験者でない場合は、恐らく音楽の環境づくりのノウハウが分からないのが現状だと思います。ピアノは、練習しないと上手にはなりませんが、毎週ピアノに触れるということで、音感はかなり育ってきます。音感を育てるということが、今後お子様が音楽と歩んでいくのに大切なことだと思います。
ご自身が行きやすいところへ行ったつもりだったが、何ヶ月たっても何年たっても子どもが楽しそうでないと保護者様が判断されたら、おやめになるのもよろしいかと思います。やはり習うのはお子様です。有意義な時間にしてあげましょう。
ご自身がピアノ経験者の先生の選び方
ご自身の感性(勘性?)を大切に
ご自身がピアノ経験者の場合は、ご自身の「感性(勘性?)」を大切にということがキーワードになろうかと思います。
目の前の結果に騙されるな
私の子どもは幼稚園のころからコンクールに参加し、入賞を重ねていました。そのころは大手音楽教室で習っていたのですが、娘の音楽性の高さに比べて、先生の教本の進度が遅いなとずっと思っていました。これが最初に抱いた違和感です。
コンクールに同じように入賞した他の教室のお子様は、どんどん教本を進んでいるのに、なぜ先生は進ませてくれないのだろうと思っていました。そして最初に抱いた違和感はどんどん大きくなっていきました。
私は娘との連弾を希望していましたが、それを却下されてしまい、やはり、音楽を続けていく上で方向性の違いを再確認し、辞めることを決心しました。
先生と子ども、先生と自分との相性も大切にしましょう
次に習った先生は、娘との連弾OKの方を選びました。しかし、途中から、娘のレッスンの間の私の出入りが禁止になり、娘と私はとても寂しい気持ちになりました。そして小学校最後の発表会を機に辞めさせていただくことにしました。
ご自身が演奏者ならばそれをご理解されている先生を選びましょう
今現在習っている先生は、レッスン室の出入りは、どちらでもOKです。レッスン室に入るのもOK。車の中で寝ているのもOKです。今の先生は大小2つのレッスン室をもっておられ、普段のレッスンは小さいレッスン室です。
大きいレッスン室が空いているときは、伴奏の練習をしたり、うたの練習をしたり、有意義な時間に使わせていただいています。現在働くママ、合唱の指導、伴奏を継続中で時間に余裕のない私は、レッスン室を自由に使わせてくれている今の先生にとても感謝しています。
娘はこれから高校生。今の先生のもとで卒業するまで、音楽を楽しんでいってほしいと思っています。
【共通】発表会を聴きにいきましょう。発表会がない場合は?
発表会がある音楽教室
音楽教室が発表会をされているなら、是非足を運びましょう。大抵は無料で開催されています。発表会は本当にその先生の音楽の取り組み方、人生観が分かります。
発表会がない場合
発表会などないほうがいいわ。と思われている方もいらっしゃると思います。発表会がない教室も多数あります。全員参加の教室もあれば、そうでないところもあります。発表会の代わりに、ご自宅で小さな引き合わせをされる教室もあります。
【共通】まとめ 主役は子どもと保護者です
主役は子どもとご自身です。
子どもとご自身が楽しんで音楽ができる教室を選んでください。