音楽関係

ピティナ 予選通過できなかった方へ

ピティナピアノコンクールを初め、いろんなピアノコンクールが本格的に始まりましたね。

私は自論として、

♪ピアノ・音楽で生きていく意志を持った人は、積極的に利用すべき

♪ピアノを弾くことが好きで、皆さんに聴いていただきたい方は、積極的に利用すべき

と思っています。

 

反対に

ピアノや音楽でご飯を食べるつもりがない方は、コンクールに必ず出る必要はない。

特に、幼少のころのコンクールは、音楽で生きていくつもりがあっても、強く推奨しない。

というスタンスをとっています。

 

私がこのように思うようになった経緯をお話しようと思います。

ピアノ・音楽で生きていく意志を持った人は、積極的に利用すべき

ピアノ・音楽で生きていく意志を持った方は、積極的に利用すべきだと思っています。コンクールでなければ味わえない空気感があります。それに何より、ピアノ・音楽で生きていくのであれば、人前で演奏することに喜びを感じるぐらいの方でないと、そこで生きていくのは難しいと思います。

辻井伸行さんは、お客さんが入れば入るほど、自分の気持ちが高まるみたいです。その感覚と同じように、お客様に自分を表現できる楽しさを味わえないと、ピアノ・音楽で生きていくにはつらすぎると思います。

 

ピアノを弾くことが好きで、皆さんに聴いていただきたい方は、積極的に利用すべき

趣味でピアノ・音楽を続けている人にも同様です。コンクールに出るとお金もかかりますが、有名な先生の講評がいただけたり、思いもよらない方から、励ましの言葉をいただいたり、ピアノを続ける上で、役に立つことがたくさんあります。思いがけないステージのチャンスも生まれるかもしれません。

ピアノや音楽でご飯を食べるつもりがない方は、コンクールに必ず出る必要はない。

私自身、コンクールに出ていたし、子どもにもコンクールを経験させました。

私の場合は、学校の先生からの薦め。親に言うと、出てみたら。というので、参加したと言う感じです。私の親は、ピアノのことなど分かってないので、学校の先生に言われたなら、参加してみなさい。といった感じだと思います。

子どもの場合は、ピアノの先生からの薦めでした。私も出た経験もあったので、まあ参加してみたら?ということで、幼稚園年長のときから参加しました。子どもは、そのときから予選通過し、本選でも入賞していました。

今思うと、小さいころのピアノが上手下手は、その子の理解力が良いか悪いかが大きいです。ピアノが本当に好きか、音楽で本当に生きていく意志はあるのかどうかは、もっと後にならないと分かりません。

私の子どもの場合は、理解力もあり、音楽性・リズム感も高かったので、教えれば教えるほど、上手になっていきました。しかし、その当時の先生は、ご自分の速度でしか教えていただけませんでした。他の子は、いろんなことを学んでいるのに・・・そのころのことは、下記をお読みください。

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幼稚園から小学校のあいだ、毎年コンクールに子どもを出していた私ですが、結論は、

ピアノや音楽でご飯を食べるつもりがない方は、コンクールに必ず出る必要はない。

ということでした。

ピアノや音楽でご飯を食べる人中には、中学校・高校の音楽教師も含んでいます。小学校の先生、幼稚園の先生、保育園の先生は私の中では、含んでいません。ピアノは弾けて当たり前ですが、小学校、幼稚園、保育園ではもっと大切なことがあるような気がします。

 

幼少のころのコンクールは、音楽で生きていくつもりがあっても、強く推奨しない。

これは、上記でお話したとおり、小さいころのピアノが上手下手は、その子の理解力が良いか悪いかが大きいです。

辻井伸行さんがピティナのコンクールに出たのは、10歳のときです。いきなり飛び級で、全国金賞を獲ってしまうのは、さすがだと思います。

 

まとめ

ピティナ予選通過できなかった方へ。

自分がピアノ・音楽で生きていくと決めた方には、良い経験になったと思います。次のチャンスもあると思いますので、貴重な経験を次に活かしてください。続けていく限り、それは、失敗にはなりません。人間としての深みとして音楽に活かされてきます。

 

ピアノ・音楽で生きていかないけど、出てみた。そして少し落ち込み気味の方。もう一度、自分とピアノ・音楽を本気で考えましょう。無性にピアノを弾くことが好きな方は、少し落ち込んでもまた新たな曲にチャレンジできる!とすぐに気持ちの切り替えをされていることでしょう。

そうでない方は、本当にコンクール出る必要があるのか。考えてみましょう。自分で楽しみながら音楽を続けていくやり方は他にもあります。落ち込むだけでなく、もう一度、自分と向き合いましょう。ピアノ・音楽と向き合うだけでなく、自分は本当は何をしたいのか?

自分の可能性を広げていきましょう。